「川島織物セルコンさんがカーテンを作る時に出るB反とか余り生地とかあるの?」
「ありますよ。カーテンは大きいので一箇所でも傷や汚れがあると幅なりで1mとかが 不良になるんですよね。他にも裁断の余り生地とか。」
「それってどうしてるの?」
「確か倉庫に保管してあって、色々と有効利用していますが、リサイクルの業者さんに引き取ってもらうものもあるみたいです。」
「えー? そんなことになっているんだ。もったいないー。で、それはどこで保管しているの? 見れる? ウチで何か作っていい?」
「大丈夫じゃないですか、確認しますけど。」
中には捨てられているものもあるなんて、もったいな過ぎるぞ!
なんとか可愛い製品にする為、生地を色柄系で振り分け、なるべく上手く柄が出るようにだいたいの裁断位置を決め、京都の折井工芸にて1枚1枚裁断をして丁寧に縫製しています。
せっかく余り生地を再利用しているのだからと、折井工芸に余って残っていた様々な色の革にロゴをプリントし、川島織物セルコンとのコラボレーションの証として付けています。
こうして、倉庫の片隅に眠っていたカーテンの余り生地から生まれたのが「Re:etoffe 」です。