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企画のあんなこと、こんなこと
2018/05/07

傘のちょっとしたお話

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最近日差しが強くて、そろそろ日傘が欲しい時期になりました。
ヘミングスでも今年、日傘が登場しました!
 
ノヴェルアンブレラ



 
この日傘、作るのに結構大変でして・・・
傘生地となる生地を日本で加工して、中国の傘工場へ送って作った商品なのです。
輸出入の手続きなどなど、なかなか手間のかかった日傘なので、出来上がってくるまで
ドキドキしながら待ってました。
 
この日傘もそうですが、そもそも傘って作業工程どの位あると思いますか????
 
機械でチャッチャーーーと出来上がる訳ではないんですよ・・・
 
傘の基本的な作業工程は・・・大まかに
「傘生地加工」⇒「縁かけ」⇒「傘生地裁断」⇒「コマ合わせ」⇒「中綴じ」⇒「手元取付」
となっており、細かい工程を全て入れると約20工程以上あるんです。
 
20工程くらいなら、楽勝じゃん!って思ったら大間違い!
手元の木↓↓↓コレ↓↓↓
   
これ傘の手元の木なんですが…

上記画像のように、木を曲げたものを乾燥させるのですが、その時間が
 
 
乾燥だけで、半年近くかかります!半年ですよ・・・
プラスチック製なら、型に流し込んですぐ出来ますが
ヘミングスの長傘は、手元が木製のアイテムが多いので、企画する前から
こういった部材を1年前から仕込んでたりと、完成までの道のりが長いアイテムです。
 
 
それに加え、傘の骨組みの組み立ては、手作業です。
職人さんがひとつひとつ手作業で組み立ててくれてます。
 
 

 
 
こんな風に、スムーズに開閉出来るように調整しながら
骨組み1本1本を組み立ててくれてます。(まさに手仕事)
 
どの工程もそれぞれ職人さん達が、プリントしたり、裁断したり、縫製したり
組み立てたりと、長い時間をかけて作ってくれています。
本当はもーーーーっとお話したい作業工程があるのですが、それはまたの機会に…
 
企画してから、皆さんにお届けするまで、とてもとても長い時間を
色んな方々の協力を得て出来上がっている傘なので、大切に使って頂けたら嬉しいです!
(M井さん、いつもヘミングスの傘の為に色々ご協力頂きありがとうございます)
 
mm

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