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etoffe
2016/02/23

made in Japan

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先日開催されたGIFT SHOW でも「made in Japan」という言葉がやけにフィーチャーされていました。

インバウンドの方達にはまるで水戸黄門の葵の紋の印籠ばりに効力のある言葉の様です。
もちろん、今の雑貨業界やアパレル業界もこの「魔法のことば」でもちきりです。
日本で生産をしていなくても「ジャパニーズデザイン」という新たなことばで優位性を打ち出そうというのもあります。

日本のデザイン・品質が世界一という訳ではないと思うのですが(モノによってはそういうものももちろんあります。)、特に中国の方達には自分たちの国のモノの信頼性や安全性を凌駕する「made in Japan」が響くようです。

そんな中、ブランド創設当初から国内生産(生地は海外から輸入していますが)で頑張って来ました「etoffe」で、更により「Japanの中のJapan」である「京都」にフォーカスをしたシリーズを作りたいなぁ・・・と思っていたところ、偶然の出会いがありました。



現在はあえて名称は隠しています。
京都の西陣織の織元さんです。
京都の西陣織会館で展示会があったのでお邪魔して来ました。



反物のあまりものとか販売もしています。



帯とかも。



凄い種類の生地が並んでいます。
正絹のものはやっぱりお高いので手が出せません。
端から見ていくだけでそれなりに時間が掛かってしまいます。

しかし、手作り感満載でのんびりした展示会でした。

生地や柄の詳細は残念ながらまだお見せ出来ません。
近いうちに公開できると思います。

代わりに西陣織着物ファッションショーの模様を。




西陣織会館の1階フロアで1日5~6回開催されているようです
これ、見てるのはほとんどすべて中国からの観光客です。
特に男性はiPhone や iPad で撮影しまくりでした。
来た時から中国の人が多いなぁ・・・さすが京都だなと思っていたのですが、どうやらここ中国人観光客のツアーコースになってるようです。
外に観光バスが何台も停まっていて2階の物販フロアも1階の和食レストランもその人たち向けの貸切状態。
寺社仏閣を観てここでお土産を買って飯食って着物ファッションショーを観てまたどこかにバスで向かう・・・という分単位のスケジュールになってるんでしょうね。忙しい・・・。

昔のバブル期の欧米における日本人観光客もこんな感じだったんでしょうねぇ。w

しかし、なんで日本より歴史の古い中国の人が寺社仏閣や歴史的建造物に興味があるんだろう?と不思議に思っていたのですが、中国では過去に建国の父である毛沢東と共産党が中国にあった歴史ある建物を破壊した事が関係しているようです。
なるほどね・・・。

と、なんだかんだでこんなところでもやはり日本の良さを再認識させられる事となりました。

でも、本当に日本ってそんなに素晴らしいのか?・・・と思わせられるような事も多いですよね。
自分の子供を平気で虐待して殺したり、陰湿ないじめがあったり、廃棄すべき商品を転売したり、育メンのはずが下衆の議員不倫男だったり、無駄な問答ばっかりやっている政治家だったりと。
もちろん素晴らしいところは自分達では気付いていないところも含め、それをはるかに凌ぐほどあるとは思います。
だからこそ、これほど海外の人を惹きつけるのでしょう。
まぁ、単に安全で近くて安く良いものが手に入る我がままし放題天国な国であるというような認識も含めてですが。

あ、いかんいかん・・・本題から脱線してる。w

とにかく、日本の伝統的な西陣織を使って京都で生産される「etoffe all mede in Kyoto 」がもうすぐ登場します。

こうご期待!!

では、また次回。

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